◆ 初めての海外旅行 (Jan. 1987) USA - California

03. とうとう憧れのアメリカへ!

日曜日, 1月 04, 1987Coyote





キムチ爆弾が爆発した大韓航空の飛行機は、無事にロサンゼルス国際空港へ着陸。
ここでも研修旅行として、それぞれが各自で入国審査や税関などを通過するように指示される。

そういえば、当時は今みたいに観光の際のVWP(ビザ免除プログラム)などはなく、アメリカに観光に訪れる際には、観光ビザの取得が必要だったなぁ~。



飛行機から降りるとそこはアメリカの香り、鼻にはまだキムチの残り香が微妙に残っているけれど、確かに空港は成田空港とも、韓国の金浦空港とも違う、なんか香水のような香りがした。
今でも旅行先で空港に到着すると、それぞれの空港にそれぞれの匂いがあり、それを毎回楽しみにしている。


空港から外に出て、地面を踏んだ瞬間、
「憧れのアメリカに足を踏み入れた」
という興奮と、
「本当に憧れのアメリカに来たのか?」
という不思議な気分だったのを覚えている。



空港の中を走る車、当時はドデカイ、アメ車がメイン。
日本車なんか少しだけ。


引率の先生から、この後お世話になる先生の友人であるドライバーさんを案内され、
上記の写真にあるようなミニバスに乗り込む。


日本でいうマイクロバス程度のものだったが、それさえもアメリカだとこんなにカッコいいんだ~
と、アメリカかぶれの私は興奮したものだった。



アジアからの到着便は殆どが今と変わらず昼前後の到着。
その日の宿泊先であるホテルへのチェックイン前に、バスでロサンゼルス観光スタート!


残念ながら、高校生だった私。
親から借りたカメラを持って来たにも関わらず、初めての海外旅行の興奮で
何を写真に撮ればよいのかわからず、撮影した写真を見ても大したもが全然ない!!







当時はフィルム時代、フィルムを荷物検査のX線から守るために上記のような鉛が入った保護ケースにフィルムを入れて持ち込んだ。どのくらいフィルムを持っていけばよいか、フィルムが足りなくなったらどうしよう?? そんなことを考えて、撮影するのも躊躇していたのかもしれない。


車は空港を出て、
  • とんでもない数の超豪華ヨットやクルーザーが係留されているマリナ・デルレイ
  • ♪来て来て来て来て、サンタモニカ~~♪のサンタモニカ
  • ビバリーヒルズの豪邸界隈をちょっとドライブして、ロデオドライブ
と、一般的な観光コースをドライブして、一路ハリウッドへ・・・






まずはチャイニーズシアター。
ここに来たら外せないのが、スターたちの手形・足型の敷石。
有名なスターを探したくても、手書きの彼らの名前が読めない・・・
また超有名スターでも、スターの名前が良くわからない・・・
わかるのは往年の大スターたちの名前ぐらい。







で見つけたのがコチラ。
アメリカのSEXシンボル、マリリン・モンロー
足跡に自分の足を乗せてみて、大きさを比較する。

「随分小さい足だったんだ~」
と思っていたけど、よく考えてみると小さい足ではなくそれだけのハイヒールを履いていたんだよね。

ハリウッド界隈は、テレビでもよく見る光景ばかりで、私の興奮もピークに♪
だって、今までテレビや写真でしか見たことがない場所に、今自分がいるなんて・・・
それも高校生の私がいるなんて・・・って(笑)

今じゃ、高校生どころか、赤ちゃんから家族旅行でハワイを経験している人なんて大勢いるだろうけど、この時代は今ほど海外旅行なんてポピュラーじゃなかったし、高校生の卒業旅行でアメリカに行くなんて、かなり贅沢だったと思う。

とにかく
「私は今、長年憧れつづけていたアメリカに本当にいるんだ!」
と思うと、興奮やまず常にハイテンションだった。






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