１９８７年に初めて訪れたロサンゼルス。 あれからLAには２０回以上は訪れているが、振り返ると１５年前と今では随分と様変わりしている。 まあ１５年もたっているんだから当たり前といえば当たり前。

例えば当時の映画（ビバリーヒルズコップ２）なんか見ると、なんだかとても古い時代の雰囲気を感じるもんなぁ～。

1987年当時のLA ダウンタウン

現在のLA　ダウンタウン

この２枚の写真を比べても、この１５年の間に新しいビルが建設されたりしているのがわかる。

LAのダウンタウンといえばまだ活気があった時代で、リトル東京なども今のように韓国人経営のお店などではなく、日系人が多くいた時代で、日本人ツアー客の買物拠点ともなっていた。
そのリトル東京にあるホテル・ニューオータニの前を通ると
「ここが和美さん殴打事件のあったホテルだ～」

と当時話題になっていたロス疑惑の話で盛り上がり、引率の先生はそのままとある駐車場へ私たちを案内し
「ここがその和美さんが銃撃された駐車場だ」

と説明してくれたことを覚えている。 今では、あの事件も容疑者であった三浦和義も獄中で自殺をして なんだか有耶無耶なまま。
でも当時は、三浦和義が無罪を訴えテレビにレイバンのサングラスに、ハンティング・ワールドのショルダーバッグを抱えて登場する姿が結構話題になってたなぁ～。


その後、LAのダウンタウンではロス暴動やら、ダウンタウン内に黒人やアジア系、ヒスパニック系が流入し、いつしか白人が外に出て行き、治安はどんどん悪化するようになった。
現在は、そんなダウンタウンの再開発として、空室が目立っていたビルなどをロフトやスタジオタイプのコンドミニアムに改装し、若い人たちを呼びこみ、少しずつ活気が戻ってきているが、未だ治安は安全とは程遠い。

当時訪れたファーマーズマーケット。

１９３４年に農民が始めたマーケットが拡大し、大きな市場となっていた。

現在もここは存在するが、すぐ隣に

このような　The Grove というオシャレなショッピングモールが出来上がっている。

この時宿泊したのは Hilton Los Angeles Downtown

しかしこのホテルも外観はそのままだが、この１５年の間にヒルトンからオムニ、そして現在はウィルシャー・グランド・ホテルに名前を変えている。


フリーウェイを走っても

メインはアメ車。それも角ばったドデカイ、ガソリンを垂れ流して走るような車が主流。
日本車といえば、この写真中央に見えるTOYOTAやDATSUN（日産）のピックアップトラックぐらい。 車線も駐車場のスペースも広く、狭い日本に住んでいる私にとって、これだけでもアメリカの広さを感じたものだった。
またフリーウェイが片側４～６車線もあることにも驚いた。 とにかく何もかもがデカイ、車もデカけりゃ、住む家もデカい、ついでに人も縦横共にデカイ！！
見るものすべてが新鮮だった。



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