◆ 初めての海外旅行 (Jan. 1987) USA - California

05. 旅行中の食事と買物

日曜日, 1月 04, 1987Coyote


一応この旅行は研修旅行。
旅行の行程は通常の観光旅行と大差なく、観光名所を案内してくれるものだったが
アメリカに詳しい先生が、普通のガイドさんなんかのありきたりのガイドをするのではなく
その土地やモノのBehind Story などを話してくれるのがとても面白かった。
その話にくぎ付けになってしまったせいなのか、すっかり写真を撮るのを忘れてしまっていたようで、整理した写真の中に大した写真が残っていない・・・ 


この旅行で楽しかったのが、食事と買物

買物に関しては、観光客が多い土産物屋などではなく、地元のスーパーやコンビニ、
ドラッグストアやデパートといったような場所で解散し、各自が自分の英語力で
買物をするといったもの。

同行者は観光系の専門学校の学生、英語は必須科目で勉強しスペイン語も学んでいる人たち。
そして私と友人は高校3年生。

買物の際には、片言の知ってる限りの英語を並べて、なんとか意思の疎通を図ったものだ。
その際、一度だけ黒人の女性店員から「JAP」と言われ、早口で罵声を浴びせられ
オロオロしてしまったことがある。未だにその時の空しさは忘れられない・・・

だけど、自分たちの力でなんとかコミュニケーションを計ろうとすることで、
「やはりこれからは英語ぐらい話せないと!」
と何度も思ったし、その後の自分にもかなりの影響を与えてくれたのは事実。



食事に関しては、この旅行では旅費に1日3食の食事代が含まれている。
みんなで食事する場合には、もちろん先生がまとめて支払うのだが、
朝食やランチでは、デリやバフェタイプ(取ったものだけ支払)、フードコートなどで解散し
各自で好きなものをオーダーし、自分で支払う。

そんな場所でどう頑張っても、食費は$10(当時は1500円)にも満たない。
その金額を先生に申告して、先生からお金をもらう・・・こんなシステムだった。

ファストフードなんか簡単とタカをくくっていたものの、これが甘かった・・・

  • オニオンはどうする?
  • 何かトッピングは?
  • 抜きたいものはある?
  • ここで食べていく、それともテイクアウトする?


アレコレ質問され、その都度オロオロ・・・


あるときの朝食で、ファミレスのようなところに入った。
各自好きなテーブルに座り、それぞれが注文する。

パンケーキを注文し、卵料理の種類、付け合わせをなんとか注文した後、
ドデカイ、パンケーキが3~4枚お皿に乗ってサーブされてきた。





それを見た隣のおじさんが私に

「それだけの量を完食できるか?」
と笑いながら訪ねてきた。ちょっと見栄を張って

「こんなのへっちゃらよ~」

と断言すると、おじさんは 完食したら$10あげるという!
こりゃあ意地でも完食せねば、と意気込んで食べる私。

高校3年とはいえ、まだまだ成長期。
すっかり完食して、おじさんからしっかり$10を巻き上げました(笑)

どうも、おじさんからしたら日本人の私なんて、中学生かその辺のガキぐらいにしか見えなかったんでしょう。それがペロッと完食したものだからビックリしてたなぁ~。
今でも忘れられない思い出。


初めての海外旅行から、こうやって現地の人と触れ合ったり、ガイドが手取り足取りフォローしてくれるようなツアーじゃなかったおかげで、今の私があるのかもしれない。
とにかくひとつひとつが貴重な体験の旅行。



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