◆ 初めての海外旅行 (Jan. 1987) USA - Hawaii

14. 正月のハワイといえば・・・

金曜日, 1月 09, 1987Coyote



私達がハワイを訪れた時期は、お正月を少し過ぎたころ。
ちょうど、レコード大賞や紅白、年末年始の番組を終えてヴァケーションに芸能人が訪れる時期。

同行者はxxを見かけたとか、xxがいるって聞いた・・・と散々話していたが、私はあまり会っても気づかないだけなのか、芸能人に感心がないのか、殆ど興味なし。

いよいよ、初海外旅行を終えて帰国だ。
空港は、パイナップルやパパイヤ、マカダミアナッツをケースで持ち帰る人がいっぱい。










そして当時の海外旅行土産の定番は


・ 洋酒
・ ブランド物化粧品(口紅・香水)
・ 現地の写真が載っているマイルドセブン


私も空港で、父親へ洋酒、母親へ香水をお土産に購入した覚えがある。


そして搭乗口に向かうと、そこには見覚えのある顔!
かなり興奮気味の私なんだけど、周囲は誰~もわからない。


そりゃそうだ、私が見つけたのは当時プロサーファーで活躍していた


岡野 功


 
中村 大輔


中村大ちゃんなんかは、当時はベビーフェイスでかなりサーファー系の人達からはアイドル的な存在として話題になっていた人。

こんなマニアックな人たちを見たって、一般の人達はわからないだろう。


ってなワケで気軽に話かけることができたんだけど、話によるとノースショアでサーフィンをしている最中に、サーフボードが割れて岡野さんの足に突き刺さってしまったため、急遽帰国することになったとか・・・ 岡野さんは松葉杖をついての搭乗だった。


席は離れていたものの、同じ飛行機に彼らが乗っているというだけで、ソワソワしてしまった私。



しかし、成田につくとサーフボードを持っている彼らに、税関の対応は凄まじいものだった。

「薬物は持っていないか?」
「本当だろうな!」
「職業は?」
「プロサーファーです」
「サーフィンで食ってるなんてありえるか?」

などと強い口調で、さも悪人だと決めつけたような言い方で迫っている。

しかも、梱包したサーフボードはその場でバリバリと開けられ、荷物も徹底的に・・・

確かに当時サーファーといえば、色は黒いし、髪の毛の色は抜けてるし、マリファナとかやってるイメージが強かったのは確かだけど、彼らは日本を代表するプロサーファーなのに・・・とそこに割り込んで行きたい気分だった。


私は私で早く税関を通らなければならなかったために、その後の様子はわからないけれど、そんな光景を目にして税関を通るのが怖くなった。


税関に向かうと、スーツケースを開けろという。

私のスーツケースには、




ディズニーランドで買った

  • ミッキー
  • ミニー
  • ドナルド
  • グーフィー
  • ぷーさん



が、綺麗に並んで寝ていた。

税関担当者もこれには大笑いし、何事もなく税関はスルー。


キムチ爆弾で始まった初の海外旅行も無事に終了。
あっという間の楽しい研修旅行だった。


またこれを機に、更にアメリカに興味を持ってしまったコヨーテでもありました。






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